アメノチハレからのメッセージ


アメノチハレではLGBTQ、精神障がい者、生活困窮者、それから悩みを聞いてほしい方の電話相談『ゆうきの電話』を20時から行います。
厳しいことを言うかもしれませんが、少しの勇気で人生変えられると常々訴えて参りました。
特に、LGBTQや精神障がい者、見た目ではわからないため、生きづらさ感じることもあるでしょう。

私が、弘前レインボープライド2nd街宣で少しの勇気、それから垣根壊してやれ、閉塞感なんかぶっ飛ばせと言ったのも、全て、私のようなダブルマイノリティ、セクシャルマイノリティ、障がい者、生活困窮者にも社会参加する資格があるとの思いです。既に、社会で活躍されてる方もいるでしょうが、みんながみんなそうではないです。私だって人の、公的機関の助け借りなきゃ生きていけないです。アメノチハレは自助、公助、共助の三つの助を掲げてます。

公的機関に繋げなければならなければお繋ぎしますし、近隣であれば同行もします。できることはなんでもします。辛かったらお電話してください。メールフォームからのメールもOKですよ(^-^)

 

 

アメノチハレでは、LGBTQ、精神障がい者などのカテゴリーなんか関係なく、メンバーを募集してます。
弘前レインボープライドの舞台でもある駅前商店街、大町商店街への協力活動としてのボランティア活動、それから、地域に入りやすいように地元町内会での活動を行う予定です。アメノチハレとして、私が皆様の地元町内会へのご挨拶へ出向きます。

LGBTQ当事者にとっては社会に飛び込んで行くのはかなりの勇気いると察します。しかし、一人じゃないです。私がいます。

職場や学校だけが居場所じゃないはずです。地域に根ざすのもありじゃないですか?
一緒にご挨拶出向いて信頼してもらえるまで付き添います。
続けたら絶対に信頼してもらえます。差別なんかに絶対に勝てます。
一緒に賑やかに活動しませんか?あなたは一人じゃないです。私がそばにいます!

昨年12月下旬、アメノチハレ相談役が急死しました。当初は私がトランスしたのにも否定的で差別的だったのが、弘前レインボープライド2nd、アメノチハレの活動に邁進する中、「弘前を元気にしたいんだ。そこに、大多数の一般の人もLGBTQも関係ない。障がい者だってそうだ!みんなが笑顔になって欲しいから命懸けなんだ」という主旨の話を繰り返ししたら、「じゅんのその情熱が羨ましい」と言ってくれました。そして、「俺の経験もあるからアメノチハレの相談役になるよ」「お父さんにも頭下げらたからな。」と。

そんなこんなで相談役任用できてさぁ、これからだって矢先のコロナクラスター。レインボープライドは中止。インスタライブ配信で私は「自分の命と引き換えにしてでもやりたかった」と涙ながらに中止の知らせを行ってました。その後の話ですが、「アメノチハレウィンターミーティング」の企画、「「ゆうきの電話」開設に尽力してくださいました。相談役は私の中では今でも「HEVENS✩CLUB」代表なんです。

頼れる存在なんです。詳しくは述べませんが、相談役はまるで遺言のように「自分を売り込んで行け」「強い自分は絶対に自分を裏切らない」「時として休むことも大事」と言ってました。「ゆうきの電話」は元々、HEVENS✩CLUBの開設した電話相談です。相談役はひと冬越せないかもしれないと弱気なことを言ってたし、その生きた証を「アメノチハレ」に残したく名称を継承させてもらった経緯があります。

自分を売り込んで行くのだって目的は弘前を元気にするの一点突破です。私利私欲なら相談役は考え、価値観を180度変えなかったでしょう。人間はそんなに愚かじゃないはず。自分を売り込むって言ったってねぇって思うが、「強い自分は絶対に自分を裏切らない」強烈に自分の中に刺さってる。

何らかの策略でひとりにさせられた経験もある。裏切りもあった。だからこそこの言葉の重みは実感してる。本人は哲学とまで言ってた。

 

今の私なら、何があっても、例え身や命の危険に迫ることがあっても、私に助け求めてきた人でも、アメノチハレが掲げるレインボーフラッグの元に馳せ参じてくれた方にも同じことを言うでしょう。

人生の分岐点を迎えた方であっても同じ。孤独に苛まれてる人に対しても私やアメノチハレ弘前レインボープライドの元に来た方にでもです。同じことを言うでしょう。

社会は厳しい。LGBTQや障がい者にとっては過酷と言っても過言ではないでしょう。引きこもりの方だって同じ。

ならば、雌雄を決するのはやはり自分なんです。何言われたって、どんなひどい仕打ち受けたって最後は自分次第。でも私は決してひとりぼっちにしないと誓ってます。この言葉がいずれ私からの遺言になる日も訪れるでしょう。

アメノチハレ相談役追悼ミサを2月28日に浪岡教会で執り行いました。牧師さん(奥様)のご配慮で弔辞を読まさせて頂きました。氏名は伏せますがここに全文公開致します。また、私も後先短いのでこのメッセージを残します。

この「強い自分は絶対に自分を裏切らない」私からの遺言と思っても構いません。そうなる日までアメチハレ弘前レインボープライドは後継者を探しつつ歩み続けるでしょう。